Tord Boontje

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2008年6月29日 (日)

痴人の愛猫

こんな本を買った↓

なかなか猫好き・本好きの心をくすぐる本であります。

室生犀星と火鉢に当たる猫の写真なんてもう…!!!

というのは置いておいて、気になったのが谷崎潤一郎とその愛猫。

タイから運ばれてきたシャム猫だから”タイ”と名付けた、と書いてあるのですが、ちっともシャムに見えない。写真が白黒だからだろうか?

シンガプーラにしか見えないのは、私の脳がシンガ菌に侵されているせい?

私が考えるに、誰かが『シャム』と偽って、シンガポールの下水溝から適当に捕まえてきた猫を谷崎に渡したのだ。

タイちゃんは日本に渡来したシンガプーラ第1号だったに違いない。

もちろんシンガプーラの存在自体が認知されていなかった頃のことである(昭和12年頃)。

おお、ワンダフル!

タイちゃんの猫生であるが、天寿を全うする前にフグの毒に当たって死んでしまった。

谷崎がせがまれるままにフグの干物を与えてしまったらしい。いとあはれ。

タイちゃん亡き後谷崎の寵愛を受けたのはペルシャ猫の”ペル”。

作家としてのセンスは、猫の名前に対してはあまり発揮されなかったようだ。

しかも谷崎は、ペルの死を悼んでその亡骸を剥製にし、書斎に飾っていたらしい。

常人にはなんとも理解しがたい思考である、さすが文豪。

今年の夏休みの課題図書は「痴人の愛」にしようと思います。

Cimg0686 昔風に加工したサリー。

我が家にはフグの干物なんて高級品はございません。

ヒトの食べ物でおねだりするのは、ヨーグルトくらいかな。

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